TRADING

01「ぼくらの人生と音楽」

VS.TALK 01 PART.6

Satoshi / kidd Guiter ∞
U-MA / kidd Drums
http://www.kidd.jpn.com/bio.htm

CD発売と全国ツアー

聡士: ひたすらのバンド活動の中で、4枚目のデモ音源。デモCD「colors/action」がめちゃくちゃウケて。手売りで1000枚とか売ったんじゃねーかな。
祐馬:その音源がとても評判が良くて。一気に動員もあがった。
聡士:今思ってもすごく良くできた2曲ができあがり、岐阜にあるミスタースタジオってとこでレコーディングして。いい音でちゃんと録れて。奇跡だった。
祐馬:それでその実績と色んな経験を積んで24,25の頃かな。初めてCDを出して全国ツアーを回る事になる。
聡士:当然、ツアーをやるってゆっても、向こうからはオファーなんて来ないから、ひたすらライブハウスに電話して、岐阜ブラボーの店長に紹介状を書いてもらったりして。「ライブやらしてもらえないっすか?」みたいに電話を全国にかけまくった。w
祐馬:苦労してようやくブッキングを取り付けて。出っぱなし2か月46本のスケジュールを組んだ。特にベースのエージががんばって段取りしてくれた。
聡士:もちろんお金は持ってツアーに出るんだけど、大したお金は用意できなくて。ツアー中の収入源はCDとかグッズとかで。Tシャツとか作って会場で手売りするんですよ。ライブ終わった後とかに。その売り上げで明日のメシを食うみたいな生活だった。浜松や豊橋は、さっき言った大好きな先輩がいっぱいいて、しこたまグッズを買ってくれて。。20万とか売り上げあるんだよね。僕らを応援するために、そんなに要らないだろうにめっちゃ買ってくれるんです。。「奥さんや子供の分も」って、。Tシャツ4枚とか買ってくれたりしてて。。だから僕らがツアーをやれたのは先輩のおかげ。死んでも頭が上がらない。
祐馬:ライブさせてくれたり、そうゆう先輩がいるツアー先では、絶対結果を残さなきゃいけない。そのプレッシャーも成長には必要だった。

普段からその土地を仕切って守ってる人達に、よそ者が認めてもらい可愛がってもらうのは簡単じゃない。

聡士:頭を下げてライブやらせて頂いたからには、そこの土地土地のライブハウスの方が、「このバンド呼んでよかったわ」って思ってもらわないといけない。
祐馬:地元のバンドにツアーバンドとして夢を与えたり、刺激を与えたり、仲良くして。今度はお返しに岐阜に呼んであげたり。
聡士:そうそう。その姿をライブハウスは見て、ウチのバンド達と仲良くしてくれたkiddをまた呼びたいって思ってもらう。
祐馬:その繰り返しだった。
聡士:お客さんを動員する、売れるための第一ステップとして、そこの土地に認められるのは絶対条件なんですよ。条件とゆうか、礼儀なんです。
祐馬:普段からその土地を仕切って守ってる人達に、よそ者が認めてもらい可愛がってもらうのは簡単じゃない。
聡士:僕らが見いだした答えは、まずはその地方のバンドとちゃんと仲良くなることだった。ちゃんと。うわべではなく。
祐馬:それで俺たち、打ち上げは毎回めちゃめちゃ酒飲んだもんな。プール何杯分、飲んだかw
聡士:飲んだな。ゆうまは特に死ぬくらい飲んだ。その分友達も増えた。
祐馬:僕らの携帯のメモリーの数はエグいですよw
聡士:正直、男4人で回っていると、喧嘩もするし険悪にもなったよね。打ち上げ後に後部座席でヒロキとエイジが馬乗りで喧嘩してた。w
祐馬:その2人がケンカしだした時、その時ボケでそっとサトシの手を無言で握ったよね。w
聡士:あれめっちゃおもろかったな!w めっちゃ思い出した!後ろで喧嘩してるのに俺とユウマ爆笑してたからな。狂気だわ。最高だった。
祐馬:しかしツアーはとにかく運転がね、。ホントにキツい、。体力の極限。
聡士:次のライブ先まで毎日6時間かかって200kmとか。金がないから、夜通し下道をひた走る。ツアーの成功を考えたら、安全運転の遂行も大きな任務だった。交代で運転してギクシャクするぐらいなら、メンバーとの人間関係を保つためにも僕が運転した方がいいって、あのときの僕が決意し、ほぼ全て運転した。
祐馬:俺ら残りの3人が人脈を築くために打ち上げに出る。その間サトシは車で休んでいて。打ち上げ終わってサトシを起こして俺らは寝る。俺はできるだけ助手席に座って起きていたけど、いずれ寝落ちして。サトシが1人で運転。そうやって役割分担ができていったね。
聡士:たった2,3か月だけど、毎日体力の極限でライブをし。僕は徹夜で運転。みんなも打ち上げの酒で体はボロボロになっていった。毎日毎日。僕は夜を生きていて。朝日を毎日見た。みんなが起きてきて僕が寝る。ひたすらその繰り返し。僕は一人の時間も多く、ハンドルを握ってる時なんかも悟るほど思考を巡らした毎日だった。あの夜中に今の僕の大事なマインドは出来上がったと思ってるよ。